理系女子を育てる学部を作ることを表明

高木学院は、2019年に理系女子を育てることを目的とした学部を創設することを表明しています。
この学部は「iグローバル部」と呼ばれていて、特にAI技術などの最先端の理系技術についての高い教育を実施することを主眼としています。

このiグローバル部は、理数系の基本的な能力と理論的な思考力を育てることをメインとした教育を行います。
そして、実務的なスキルを伸ばすために、ロボット製作やウエブ制作、プログラミング言語の習得などを行っていくというのが基本的な方針となっています。
こうした専門的な教育を行うことによって、AIの開発や管理ができる理系女性を育てていくという目的を達成することになります。

理系教育に力を入れている高木学院

高木学院は横浜市に位置する高校で、特に理系の教育に力を入れるようになっています。
また、女性の教育や社会での活躍も大変重視している学校で、単に女性が教育を受けるだけでなく、社会の中でその教育の益を活用して大きな貢献ができるようにするという働きをしています。
そのためにも、現在世界中で主流となっている理系教育に力を入れて、国の最先端の現場を担えるリケジョを育成していくという方針を持っています。

充実した教師陣や設備を持ち、単なる座学だけでなく実践的な教育を受けられる環境を整えているということにも注目できます。
こうした理系教育、特に女性へターゲットを絞った教育プログラムを実施している高校は日本国内ではかなり少ないので、この学校の取り組みには強い関心が集まっています。
また、新設される学部には、神奈川県内だけでなく全国から志望者が集まることが予測されています。

幼稚園からのしっかりとした教育がなされている

高木学院では、高校教育だけでなく、付属幼稚園を運営していて、独自のコンセプトに基づく幼稚園舎建設、そして教育を行っています。
高校ではハイレベルな教育が実施されますが、幼稚園では勉強をするよりも創造力を向上させることが大事という考えが基本となっています。

そのため、新しく建てられた幼稚園舎は、自然を多く取り入れた形になっていて、園児が自由に遊び活動できる空間を作り上げています。
そして、園内の壁はいたずら書きをしてもすぐに拭ける素材で作られていて、園児が好きに絵を描いたり文字を書いたりできるようになっています。
自主性を重んじると共に、小さいうちに自由な発想で遊んで物を考えるという習慣を着けさせることができる環境となっています。

このように、高木学院ではより力のある人材を育てるために、幼稚園という段階から明確な教育方針を持って子どもを教育しています。
これからさらにこうした取り組みによって理系女子が増えることが期待されます。