新潟大学とは

新潟大学は1949年、新潟県に大学が設置されてから約70年つづく国立大学です。「高志」(古くは越国)の自然環境を基に、自律性・主体性を育むと共に、長い伝統を受け継ぎながらも新しいアイディアを考案できる学生を目指しています。また、地域社会の貢献を目的にしつつ、国際的な発展のきっかけになるよう目指しています。

新大(しんだい)という略称で呼ばれ、五十嵐キャンパス、旭町キャンパス、新潟駅南キャンパスCLLIC(ときめいと)の3つのキャンパスをもっています。日本海側では総合大学として位置づけられ、比較的規模の大きい大学です。

平成30年時点で、127種類のサークル活動が行われ、勉強だけでなく課外活動も盛んな大学といえるでしょう。卒業生の就職率も高く、平成29年度は99.1%の数字をだすほど。就職先には、医師や歯科衛生士などの医療に携わる職業や、教員や公務員など国に従事する職業など多くの学生を支援しています。

新潟大学の主な学部

新潟大学では人文学部をはじめ、教育学部や医学部などの10学部あります。その中には、新潟大学の教育資源を有効に活用して、学生自身が主体的に課題を見つけ、その課題の解決をしていく「創生学部」と呼ばれる学部があります。新潟の教育理念を具体的に表している学部といえるのではないでしょうか。

また、工学部では、以前まで7つあった学科を1学科に統一し、それぞれのカリキュラムから、社会貢献のできる人材を育成しています。中には、工学とは対照的ともいえる福祉、芸術などの実施演習をカリキュラムに取りいれられている「人間支援感性科学プログラム」があり、理系と文系の知識を融合した人材を育成しています。

新潟大学の主な特徴

新潟大学は規模の大きい国立大学のため、学びたい分野が見つかりやすいといえます。また、大学全体の学生は12,368人(平成30年度時点)おり、多種多様な価値観を共有できるでしょう。

留学制度にも力を入れているのもメリットの1つです。短期から長期まで、学生の用途に合わせて海外留学制度を支援しているほか。トビタテ留学JAPANによる「寄付型自動販売機」を設置し、海外留学を考えている学生の留学費用の負担軽減を図っています。

対して、駅と大学までの距離が遠く、通学しづらい点が挙げられます。「大学前駅」から歩いて約20分かかってしまうため、通学の経路や方法は把握しておくとよいでしょう。

その負担を軽減するために、大学付近の学生マンションに入居するという方法もあります。一般賃貸住宅より賃料が安く設定されている他、合格発表前に部屋を予約しておけるので、地方からやってくる学生も安心して受験に専念できます。
これから新潟大学へ進学予定、もしくは在籍している学生でも入居ができるので、キャンパスの近くで一人暮らしを考えている学生は学生マンションへの入居を検討してみてはいかがでしょうか。