専門分野にとらわれない「1学科6コース制」

茨城大学 理学部では「1学科6コース制」を導入しています。その名の通り、学科で細分化するのではなく、コースとして細分化しています。これは学科の枠組みを取り払ったカリキュラムで、自分の能力・興味に応じて、学科にとらわれずに専門分野を伸ばしていけるシステムになっています。
そのため、茨城大学のカリキュラムは、幅広い知識をつけたいという人にはおすすめです。

また、茨城大学は、最先端研究にかかわる機関・企業が近いという立地的特徴があります。この特性を存分に生かして、外部の研究機関と連携した教育を受けられるというのも魅力です。

ちなみに、茨城大学の水戸キャンパスは1年次共通で使いますが、人文社会科学部・教育学部・理学部は大学院まで水戸キャンパスを使用します。

6コースの概要

茨城大学 理学部には「数学・情報数理」「物理学」「化学」「生物科学」「地球環境科学」「学際理学」という6つのコースがあります。

    • 数学・情報数理コース:数学プログラムと情報数理プログラムによって、情報化時代の担い手として現代社会の発展に寄与できる人材を育成する。

    • 物理学コース:現代物理学の専門知識と方法を修得し、自然科学・科学技術を始めさまざまな課題に柔軟なアプローチができる人材を育成する。

    • 化学コース:化学の知識・技術によって、様々な分野で活躍する人材を育成する。

    • 生物科学コース:基礎生命科学・多様性生物学を深く学修し、未解決の謎に挑戦する人材を育成する。

    • 地球環境科学コース:地球と人類の未来に関わる問題について、広い視野から教育・研究を行う人材を育成する。

    • 学際理学コース:幅広い自然科学の基礎を体系的に履修することで、専門分野を深化させ、複数分野の視点から研究・分析できる人材を育成する。