東洋大学の理工学部

東洋大学では現在「理工学部」「総合情報学部」「生命科学部」「食環境科学部」の4学部が理系学部として設置されています。
理工学部は次世代に必要なものづくりの技術を担う研究者や技術者を育成することを目的としており、総合情報学部は情報学を基盤として学び知識とスキルの習得から情報の創り手や使い手を育成しています。
生命科学部は微生物からヒトまでの生命現象を学び、暮らしへ役立つ地球環境に貢献する研究が進められていますし食環境科学部は食の面から全ての人が健康で質の高い生活を送るための学びを進めている学部です。

さらに2017年には情報連携学部を開設しています。
これまでにない新しいものや新しい価値を実現するための研究が情報通信技術を活用して進められています。

理工学部の取り組み

理工学部では柔軟な学習システムを採用することで幅広い学びを提供することを目指しています。
学部の専門教育を習得する能力を発揮しつつも発展的な理解や他の領域の知識といったものを身につけることを目的とした学科横断型教育プログラムという副専攻が持てるカリキュラムが設置されています。

残念ながら社会で活躍するためには一つの学部での学びだけでは知識は足りません。
そこで、このような副専攻を持つことで体系的に知識を身につけることが可能です。

副専攻には「バイオ・ナノサイエンス融合コース」「ロボティクスコース」「地域学コース(グローバルスタディーズ)」「地域学コース(防災)」という4つのコースがあります。
さらにこの副専攻の特色を明確にするために大学機関に求められるカテゴリーも4つ設けられています。

基礎科目へのサポート体制

理工学部と聞くと専門内容の習得にばかりに目が行きがちです。
しかし、専門内容をしっかりと習得するためには基礎学力がなければ身につけられません。
そこで、数学や物理、英語といった基礎となる高校までの学習内容についても支援が充実しています。

これによって日頃の学びの中で学習方法の相談をしたり分からないところの質問をしたりすることが可能です。
特に高校生の時の履修の問題から、大学で必要となる知識についても未履修の内容があるという人もいるものです。
そのような人はスタッフに相談をすることで個別に対応してもらうことができ、未履修内容や理解できていない内容についての指導を受けることができます。

この基礎教育連携センターについては川越キャンパスに通っている生徒については全てが支援を受けることが可能です。
そのため、センターでの相談をしている生徒も多く、通うことについて引け目を感じる必要はありません。
大学在学中にしっかりと学力を身につけ進路選択や就職支援での成果も得ることができます。