近未来の科学について学べる日本科学未来館
日本科学未来館は2016年にリニューアルオープンして、より新しい展示が増えている魅力のミュージアムです。
宇宙や工学など、科学一般についての展示がなされていますが、特に未来というテーマに焦点を合わせて、近未来の科学や技術を学べるという特徴があります。
いろいろなゾーンに分かれて展示物がたくさんありますが、ただ単に見て回るだけでなく、聞いたり触ったり、未来の乗り物に乗ったりして、体験しながら学べるのが魅力です。
大人も子どももたっぷりと楽しめる内容になっていて、深い内容が分かりやすく展示されているのが素晴らしいところです。
すでに科学についての知識を持っている人でも、楽しく時間を過ごせるところですのでぜひとも行ってみたいスポットです。
日本科学未来館のシンボルでもあるジオ・コスモスから学べることは多い
日本科学未来館のシンボルとも言えるのが、ジオ・コスモスというものです。
これは地球の模型のようなものですが、宇宙から見た地球を投影しています。
じっくりとこのジオ・コスモスを眺めていると、宇宙から見た地球には国境も、果ては北が上、南が下という既成概念すら存在しないことが分かります。
また、現在の気象条件などをこの地球の模型に映し出していますので、実際に地球がどのように見えるのかということを自分の目でチェックできるのも楽しいところです。
良く知っているはずの地球も、こうして新たな視点で見ると、いろいろな発見があることが分かり、日本科学未来館のシンボルとなっているというのも理解できます。
たった一つの展示物だけでも、新しい切り口で物事を見るように教えてくれますので、他の展示への期待を大きく高めてくれます。
日本科学未来館の展示ゾーン
日本科学未来館はいくつかのフロアに分かれていて、それぞれが異なるコンセプトを持つゾーンを構成しています。
たとえば、3階は主に未来についての展示をしていて、「未来をつくる」というテーマで、特にロボット関連の最新技術を見ることができます。
人間そっくりに動くアンドロイドや、ロボット同士で会話をする様子などが見られて、近未来の世界がこのようになるという楽しい想像をすることができます。
また、そこから上がって5階は今まで歩んできた科学の歴史についての説明がなされていて、「世界をさぐる」というテーマが付けられています。
これまで人類が行ってきた宇宙開発の様子をレプリカやボードなどを使って説明してます。
また、医療の分野でどれだけの発展をしてきたのかを、それぞれの時代とジャンルに分けて、模型を使った解説をしていますので、飽きることなく見ることができます。