女性からの人気が高くなっている理系業界とは?

理系女性の活躍がいろいろな分野で目立ってきていますが、特に人気のある業界というのがあります。
その一つが食品業界です。
理系女性が選ぶ人気上昇率のトップの多くを大手の食品会社が占めていて、業界全体に強い注目が集まっていることが分かります。

新しい商品を開発するなど、やりがいのある仕事が多いことや、多くの人に喜んでもらえるということで仕事へのモチベーションを上げられるというのも大きな理由となっています。
やはり、食品会社の大きなターゲットとなっているのは女性ですので、当然女性目線で商品を開発できるというのは企業にとっても大きなメリットとなり、それが女性の活躍を支えるものとなっています。

もう一つの分野は医療業界です。
医師の女性の割合も上がっていますが、薬剤師やMRなどの仕事でも女性が多くなってきています。
もともと薬学系の男女比は女性が多いという傾向がありますので、それが実際の雇用者の割合にも反映されるようになっているというのが大きな理由です。

どんな仕事が多いのか?

食品業界などで女性の活躍が目立つのは、特に開発関連の分野です。
女性は商品を利用する人の目線に立ってアイディアを作ったり、より繊細な配慮を込めた商品を作り上げていくのが得意ですので、開発関連の職種で活躍が見られます。
お客さんとのコミュニケーションも得意ですので、技術とアイディアを、顧客の声に合わせたものに応用していくという点でも優れているのも注目ポイントと言えるでしょう。

医療業界では、やはり調剤薬局やドラッグストア、MRなど、お客さんとの直接の接触がある分野での活躍が目立ちます。
もちろん、研究開発という地道な職種で頑張る女性も多くいますが、全体的な割合としては、専門知識とスキルをお客さんのためにダイレクトに活用するという職種が多くなっています。

女性から見ても人気の業界

こうした業界では、女性の能力を積極的に活用することができますが、女性から見ても魅力的な職場となっています。
まず、こうした業界ではすでに女性が働く割合が高いため、女性向けの職場環境や福利厚生の制度が整っているという点が挙げられます。

職場そのものがとても清潔でおしゃれなものとなっていますし、社員食堂なども女性にうれしいメニュー構成を作っています。
また、産休制度がしっかりしていることや、託児所の設置など、出産や子育てというイベントが生じても仕事を続けやすい環境を作っているというのも大きなポイントです。
さらに、しっかりと実力を評価してくれるという評判があり、男女の差なく頑張って仕事をする人を正当に評価するというのは、女性にとってはとてもうれしいところでしょう。