南山大学とは

南山大学を運営している南山学園はカトリック修道会である神言会が母体となっているミッション系の学校です。
共学の大学としては唯一のカトリック系ミッションスクールでもあります。
建学の理念として「キリスト教世界観に基づく学校教育」を掲げており、その具体的な方向性として「Hominis Dignitati(人間の尊厳のために)」という教育目標もあります。

キリスト教においては、私たち人間や神に創造されたものとして侵すことのできない尊厳を持っているという教えがあります。
このような人間の尊厳を理解して生きていくことのできる人間になれるようにという願いが込められており、専門教育だけでなく人間教育にも積極的です。
そのため、2年生から4年生までの全学部共通科目の必修科目として「人間の尊厳科目」が設定されています。

外国語教育

現代社会はグローバル化がどんどんと進んでいます。
どのような仕事をしていても英語が求められる場面が多いです。

そこで、グローバル社会で活躍できる人材を育成するために、確かな語学力と広い視野を持った人材育成のための指導がされています。
全学部で4年間で英語はもちろんのこと英語以外の外国語の能力向上に積極的です。
授業の中には英語のみで行われる国際科目群を履修すると日本にいながら留学同等の経験も可能です。

グローバル化に伴って求められる能力は高度な外国語を運用することだけではありません。
異文化を理解することや社会に対する理解力、常識にとらわれない柔軟性といったものも必要になります。
このような幅広い意味でグローバル化に対応できる人材を育成することを目標として南山大学では国際教育が進められています。

南山大学の理工学部

中部地区は日本のものづくりの拠点です。
世界の最先端企業が集まる地区でもあります。
そのため、そのような地域性を生かして世界で通用するものづくりを学ぶことができるのが南山大学理工学部の特徴です。

私たちを取り巻く環境は日々変化をしており、技術革新も進んでいます。
そのため、社会に出るためには高度な専門技術を身につけるだけでなく、新たな製品を生み出す創造性も必要です。
そこで、南山大学では今までつちかってきた研究実績や産業界との信頼関係を継承しつつも世界で通用するう人材育成のための取り組みを進めています。

理工学部として専門が科目についての学びを進めることはもちろんですが、それ以外にも必要となる周辺科目についてもしっかりと配置がされています。
これによって、グローバル化に伴う英語でのコミュニケーション能力や周辺知識となる数学や物理学、ネットワーク、プログラミングといった能力についても身につけることができ、多くの分野で活躍できる人材の育成が可能になっているのです。