歴史ある九州大学工学部

九州大学は2016年に創立105年を迎えた伝統ある大学です。
国内では4番目に古い大学でもあります。

その中でも工学部はその基幹学部となる学部です。
扇動的な研究と充実した教育環境が整っており、工学・技術・産業の分野の発展に長く貢献してきました。

近年では国内最大の広さを誇る伊都新キャンパスが新設されています。
キャンパスでは国際的に活躍している講師を招き最先端研究設備を擁して指導がされています。

1学年約800名もの学生がおり、その学生の85パーセントは大学院に進学してより高度な学問の研究に励んでいるのも特徴です。
工学に携わる者として各分野の専門知識を身につけるだけでなく、倫理観や人間社会への深い理解、環境への配慮といった幅広い教養を身につけることを目標としており、そのようなものを携えた学生を育成する環境も整っています。

九州大学工学部の特色

工学部というのは工学分野の技術者や研究者を育てるための指導が行われる学部です。
工学は数学や自然科学を基礎としていますが、それらの内容理解だけでなくさまざまな内容を理解しておかなければなりません。
そこで、専門分野の領域以外にも全学教育科目や専攻教育科目を開講することで、専門分野になるのに必要な教育を体系的に学ぶカリキュラムが組まれているのです。

具体的な取り組みとして、技術的なリーダーとなるためのマネジメント能力、経済性・社会性・環境への影響を考慮した化学技術を工学科するための能力、を身につけるための取り組もがされています。
同じく技術者として求められる英語の力やプレゼンテーション能力を身につけるための学習内容ももちろん取り入れられています。

理学部の目指すもの

理学というのは基礎自然科学であり、物質とは何か、宇宙とは何か、といった素朴な疑問から自然への様々な謎を解決し人類の知的共有財産を構築することを目標としている学問です。
そのため、既存の概念に囚われない自由な発想や自由な思考、独創的な実験といったもので次世代の理学研究を担う研究者や専門家を育成することを目標としています。

そこで、九州大学理学部では学府・研究院制度という大学院を研究組織である研究院と教育組織である学府という二つの組織に分けて研究活動が進められています。
このような制度を持つことで柔軟な指導をすることができ、分野の壁を超えての指導を実現しているのです。

教育制度だけでなく設備環境も充実しています。
学部生の時から先を見据えた指導を受けることができますし、国際交流も積極的です。
入学後の学習内容も充実していますし意識の高い仲間が集まっていることで早いうちから将来を見据えた学びのできる環境が整っています。