諏訪東京理科大学はどのような大学か
諏訪東京理科大学は長野県茅野市にある日本の私立大学です。
2002年に新設された大学でまだまだ新しいですが、元々は1990年に東京理科大学諏訪短期大学として開設されたものです。
キャンパスは標高900メートルと高い位置にあり日本国内で最も高い大学でもあります。
設置者である学校法人東京理科大学が東京理科大学、山口東京理科大学とともに組織改編を進めており、公立大学法人化を進めています。
2014年12月に山口東京理科大学は公立大学法人化が立地自治体である山陽小野田市と合意しました。
長野県についても公立大学法人化に向けての動きが進み、2018年には公立大学への移行予定です。
公立大学に移行してからも東京理科大学の姉妹校という関係は変わりません。
さらに教育や研究での連携を継続し、学びの環境を整え地元への還元も目指した指導をしていきます。
工学と経営学の融合教育
諏訪東京理科大学の特色の一つが工学と経営学の融合教育です。
工学部では工学、経営情報学部では経営学を基本的には学んでいきます。
しかし、それだけではなく工学と経営学という二つの視野と知識を身につけるための教育をするための教育が進められているのです。
具体的には工学部と経営情報学部のどちらにおいても全学科必修科目に「フレッシュマンゼミ」、「工学と経営」、「総合講座」及び「総合演習」が組み込まれており、これらを履修していきます。
このような学びをすることで経営センスを身につけた技術者や新しい技術の変化を感じることのできる経営者といった社会に出て役立つ実践的な知識を身につけた人材の育成を可能にしているのです。
もちろん、専門教育分野の内容につてもしっかりと指導をしています。
ただ学校の授業を頑張るだけでなく、卒業後も変化する知識や先端技術を自分で習得していくための汎用性が高い能力を身につけていく教育内容となっています。
基礎をしっかりと学び、自立自走ができる人材を育成しているのです。
キャリア支援
キャリア支援についても熱心です。
各学科の就職幹事教員と就職担当職員が就職や進学のための進路指導や相談が行われていますし、1年生の段階からキャリア教育が進められています。
キャリアセンターの支援は就職活動を最後まで支援する内容です。
それぞれがなりたい職業や将来像を具体的に描けるような支援や夢の実現のための手伝いはもちろんのこと履歴書やエントリーシートの書き方についても指導をしてもらえます。
学内での講習も多く取り組まれており、進路ガイダンスや筆記試験対策講座、マナー講座といった採用試験対策だけでなく就職してから役立つ知識についてのサポートまで行われています。