工科系総合大学へと進化をしている愛知工業大学
愛知工業大学は1959年に誕生しました。
教育モットーは人と地球に優しいエンジニアを育てる「創造と人間性」です。
この教育モットーにのっとりものづくり産業の第一線で活躍できる人材の育成を目標とし、国内外の産業界に多数の優秀な人材を輩出しています。
2009年には名古屋市内のアクセスの良いエリアに自由ヶ丘キャンパスが新設されました。
豊田市にある八草キャンパスでは2010年に1号館、2015年に新2号館ができていますし2016年には新食堂を含むセントラルガーデンなどどんどんと拡充が進んでおり施設は使いやすいものへと確信が続いている状況です。
学内にはロボットミュージアムや建築アトリエといった施設もあり、学生の向学心を高めることができる充実の施設となっています。
特徴的な教育活動
愛知工業大学では開学以来教育指標として「ものづくり」が置かれています。
この考えは産業構造の変化や社会が求める人材が変化に対応しながらこの取り組みは継承され実践されているのです。
このような取り組みによって、ただ専門分野の教育をするだけでなく、豊かな人間性やチャレンジ精神といったものまで養うことを目標としています。
具体的な取り組みの一つが「ものづくり文化」特別講義です。
社会の最先端の創造活動を実践しているプロフェッショナルを招いて行われる講座です。
それぞれの取り組みや考え方、体験したことといったものについての話を聞き、見聞を広げていきます。
招かれるゲストは多様であり、様々なジャンルから講師が選ばれています。
そのため、特別講義を聞くことがなければ知ることができない話も多く、学生の知的好奇心を刺激する良いきっかけとなっているとても重要なものです。
学生チャレンジ企画も有名な取り組みの一つとして知られています。
学生グループから提出された事業計画を審査して1件につき100万円まで大学が資金を援助するという制度です。
学生のうちからものづくりに携わることができるのはもちろんですが、実践的な取り組みをすることができ、社会に出て即戦力として活躍できる力を養っていきます。
専門横断的な研究体制
愛知工業大学では専門横断的な研究体制を取り入れていることも特色の一つです。
地元産業界と連携した総合技術研究所を起点として、多くの研究を受託したり共同で進めたりということもしています。
特に日本が抱えている課題である地震・防災、省エネルギーといった問題には重点的な取り組みが進んでいます。
1998年には当時の文部省のハイテク・リサーチ・センターに基づいて設立された耐熱実験センターがあり、これは国内大学最大級の実験施設です。
施設では学内だけでなく企業や公共団体とも共同研究が進められています。